1948-05-26 第2回国会 衆議院 水産委員会 第15号
すなわち東經百三十度以西の海面に操業區域とする機船底引網漁業及び機船トロール漁業は、漁船の總數九百八十餘隻、そのトン數八萬一千六百トン、その一箇年の漁獲高は四千萬貫を超え、その大部分が大消費都市に向けられ、六大都市鮮魚入荷量約五千七百萬貫に對して大よそ四割を占めておるのでありますが、最近これらの漁船中朝鮮または中華民國に拿捕せられる事件がひんぴんとして發生するに至りましたことは、まことに遺憾に存じます
すなわち東經百三十度以西の海面に操業區域とする機船底引網漁業及び機船トロール漁業は、漁船の總數九百八十餘隻、そのトン數八萬一千六百トン、その一箇年の漁獲高は四千萬貫を超え、その大部分が大消費都市に向けられ、六大都市鮮魚入荷量約五千七百萬貫に對して大よそ四割を占めておるのでありますが、最近これらの漁船中朝鮮または中華民國に拿捕せられる事件がひんぴんとして發生するに至りましたことは、まことに遺憾に存じます
さて本法案に内容について御説明いたしますと、從來我が國におきましては、明治十九年勅令第五十一號(本初子午線經度計算方及標準時ノ件)及び明治二十八年勅令第百六十七號(標準時ニ關スル件)等によりまして、東經百三十五度の子午線を以て本邦一般の標準時と定め、これを中央準標時と稱え、國民一般においてこれを常用しておるわけでありますが、本案によりますと、毎年四月の第一土曜日の中央標準時の午後十二時から、九月の第二土曜日
そこで下津港の概要を申し上げますと、所在地は和歌山縣の海草郡下津町北緯三十七度四分、東經百三十五度八分に位しておりまして、和歌山縣のやや北部でありまして、北は和歌ノ浦及び紀淡海峡、和歌山を控えておりまして、目の前には淡路島や四國を望んでおりまして、この紀淡海峡、紀伊水道を隔てて徳島までは指呼の間にあるのであります。